違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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新セリナ(元青木桃)逮捕報道まとめ|本名・改名歴・事件の背景を整理

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俳優とトクリュウのトップが薬物所持疑いというタイトルの記事があり、無名な人がやらかしたのかなと男性同士のイメージで考えていた。見てみたら名前に驚いた。

AV女優の新セリナ、元青木桃だったからだ。第一報では薬物使用の容疑を否認しているが、トクリュウのトップとされる人物の方は容疑を認めている。

昨今、AV女優をセクシー女優と称することが多いが、少なくとも俳優と称されることはまずない。最近になって作品を出していないからというのはあるのだろうが、それにしても俳優の肩書きは違和感しかない。

事件前から本名が分かっていた人

新セリナは2025年4月から使い始めており、その前が堤セリナ。さらにその前が青木桃である。青木桃は元々大型新人としてSODからデビューした女優である。

青木桃は以前のシンクロナイズドスイミング、現在で言うところのアーティスティックスイミングをしていた。ジュニアオリンピックにも出場し、インターハイへの出場も果たしている。

大学に進学するもケガに泣かされて引退したところで、アダルト業界に興味を持ったという。そのあたりはネット上にインタビューがあるので読んでいただきたいが、この手の女優にありがちなルートという感じではない。

その手のことが大好きで大好きで入ったわけではなく、三上悠亜に憧れたらしい。しかも、当初セクシー女優だとは知らなかったという。それくらい関心が薄かった世界に青木桃は飛び込んだ。

SODでデビューすると、SODの代表自らが監督となり、2021年の東京オリンピック前に何が何でもリリースしようと撮影に時間をかけて作られた。当時、それなりに話題になった記憶があるものの、個人的にはABSチャレンジになるかどうかのゾーンにしかなく、1回しか見ていないように思う。

のちにデビューする新海咲もそうだったが、本当にアスリートとして活躍していた人はすぐにバレる。なので、青木桃の本名は事件前から知っていたし、確定してしまったことに複雑な心境を持つ。

その後も作品は発売されるが、どうしたって水泳のイメージがついて回る。しかも本人は元々関心が薄かったジャンルなので、めちゃくちゃ好きな人と比べてどうしても差が出てしまう。

結果的に2022年には青木桃から朝日芹奈へ改名する。のちにセリナが続くことになるが、なぜセリナにしたのかはわからない。しかし改名しても競泳のイメージはついて回る。レビュー数も少なく、女優としては苦戦を強いられていたと言える。

セクシー女優が時折陥る罪

今回コカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いでトクリュウの男、正確には暴力団幹部と一緒に逮捕された新セリナ。容疑を否認している以上、静観すべきではあるが、セクシー女優が薬物に手を出して捕まるニュースは数年に1回ぐらいある。

有名なところでは小向美奈子。2009年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕され、執行猶予つきの有罪を食らう。その後ストリップに挑戦して話題を集めると、2011年にセクシー女優となった。2000年代中盤にグラドルとして一線にいた人物ということもあり、飛ぶように売れている。

その後2015年に再び覚せい剤所持で逮捕され、今度は執行猶予がつかず実刑を食らい、収監された。丸山ゴンザレスや街録チャンネルなどでインタビューが見られるが、男絡みで薬物を用いたことが明かされている。

ミス学習院の肩書きでデビューした結城るみなもその1人。当時一定の評価を集めていた中で覚せい剤に手を出してしまった。執行猶予付きの判決を受けるも、再犯もなく執行猶予の期間を過ごし切っている。

薬物との出会いはマッチングアプリで知り合った男性に、タバコとして渡されたのが、大麻だったという。そこからコカイン、覚せい剤へ。大麻を足掛かりにハードドラッグを用いるようになっていくのは有名だが、そのパターンにハマってしまう。

複数回逮捕され長く刑務所にいた田代まさしが現時点で薬物を服用せずに過ごせている理由として、薬物と性行為がリンクしやすく、年齢を重ねる中で性欲などが落ち、結果的に抑制できていると語っていた。

令和2年版の犯罪白書で覚せい剤使用の引き金の項目を見ると、性行為が全体の3番目にある。ちなみに1位がクスリ仲間と会った時、2位がクスリ仲間から連絡がきた時。男性の半数近くが性行為の際に用いるそうだ。

女性の場合は誰かとケンカした時や体型が気になる時に用いやすいというデータもある。

本人のメリットの項目の男性1位が「性的な会館や興奮を得られる」となっている。男性が女性に強要する構図はどうしても出来てしまうのだろうなとこうしたデータからも見て取れる。

女性のメリットとして疲れがとれるや現実逃避ができるもあったが、やせられるも上位にある。また女性は小児期逆境体験(ACE)の経験率が男性より高く、親との死別や離婚、家族からの肉体的・精神的な暴力を経験した女性が手を出しやすい。何かに依存しないと生きていけなかったがゆえに巻き込まれたのだとすれば悲しすぎる。

今後はどうなるか

新セリナに関しては現状否認しており、使用が認められるかどうかなど焦点となりそうだ。ちなみに7月にインフルエンサーの女性がコカインの共同所持で逮捕された。その女性も容疑を否認しているが、現状起訴されたかどうかの話は出ていない。

彼氏と捕まったとされており、よほど気持ちいいのだろうなという安易な感想しか思いつかない。

新セリナに関しては相手がトクリュウのトップ。警察として優先すべきはトクリュウのトップから話を聞きだし、トクリュウの組織を潰すことだろう。

元々内偵する中で豊島区のホテルに出入りしていることが判明し、踏み込んだところにいたのが新セリナだった。過去のケースでは男女で捕まっても女性が不起訴になることはあった。また男性俳優が乾燥大麻を所持して逮捕された際、同居していた女性が不起訴になっている。

こんな形で名前が出てくるというのはあまりにも意外。仮に起訴されても、他に罪がなければ執行猶予が付く可能性は高く、結城るみなのようにさまざまな媒体でインタビューを受けてほしいと思う。立ち直るのがいかに大変で、苦しめられるか。経験者から聞かなければわからない話が多い。

ましてその人物がセクシー女優だったら、関心をもって聞く人もいるはずだ。

追記

本記事は今後の続報(起訴・不起訴の判断、裁判の進行など)に応じて随時更新していきます。


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