個人的にはEEJUMPのベストアルバムが出るまで悪さを我慢できなかったのかと今でも多少の怒りが、後藤祐樹に対してある。
EEJUMPが置かれた立場や、耐え難かったであろう指導などを含め、今ならば脱走など色々な行為も理解はできる。
ただ楽曲が聞けない、レンタルもままならないというのはかなりの損失と言える。
そもそもハロプロがサブスクを解禁しないというのが一切理解できない。
YouTubeではPVが解禁されてきたが、何のこだわりでサブスクを解禁しないのか。
山下達郎がサブスクを解禁しないのは何となくわかるが、ハロプロはなぜだろうか。
色んな怒りがあるが、ここまで来ると後藤祐樹とは関係ない。
後藤祐樹に関しては過去の過ちが大きい他、後藤祐樹といえば銅線を盗むというキーワードの結びつきがかなり強い。
銅線というフレーズで後藤祐樹を思い浮かべる層は一定数存在するのが、相当なビハインドである。
ただ逮捕歴などをいちいち指摘し、地方議員に向いていないと断じるのは全くお門違い。
おつとめを終えて再犯もしてないのだから、それはそれで終わったことだ。
仮釈放中に色々やんちゃなところを見せてしまい、入れ墨だらけの後藤祐樹のインパクトも大きかった。
この時までは色んな危うさを秘めていたが、次第に落ち着きを見せ、メディアにも出始める。
なぜ八街市だったのか、それは八街市の会社の工場があってそこで働いているから。
八街市に一軒家も立て、一生懸命働いており、そうした姿もあってか、八街市の人たちも、八街を変えてほしいという思いで立候補をお願いしたのかもしれない。
芸能人が地方議員になるケースは珍しくはない。
同じ千葉で、地方議員として活動するプリティ長嶋がその1人。
長嶋茂雄の物まねと言えばプリティ長嶋、そのイメージは30代後半より上の人は持っているだろう。
そんなプリティ長嶋が市川の市議会議員になった。
今回Wikipediaで調べると、息子が所属していた少年野球チームと別のチームが対戦していた際、打った球が相手チームの選手にあたって心臓発作を起こし、懸命な治療も空しく亡くなったことが立候補のきっかけになったそうだ。
県議会議員となり、今年4回目の当選を果たし、任期を終えるころには政治家20周年となる。
病気もあるので、長嶋茂雄自体、若い人がどれだけ知っているかもわからず、長嶋茂雄の物まねもあまりピンと来ない世代が増えた。
その中でもプリティ長嶋は実績を重ねて、再選を繰り返している。
後藤祐樹もまずは実績を積み重ねていくしかない。
批判されているのはそれだけ関心がある証拠であり、あいつを監視しようと思ってもらえることは地方議員として本来あるべき姿である。
自分が住む町の議員に対し、監視しようという気持ちを持つ人は限られている。
監視しようという気持ちがあるから議員は手を抜けない。
別にどうでもいいという気持ちがあるから、議員だって手を抜く。
そんな難しい話ではない。
無駄遣いをされたくないなら監視をしろ、それだけのことである。
元グラビアアイドルの永井里菜もさいたま市議会議員として活動している。
きわどいポーズなどをしていたので、いつまでも言われ続け、写真なども面倒な時にバラまかれるだろう。
結局、今やっていることを積み重ねて、実績で跳ねのけるしかない。
そのためには批判を受けている時にコツコツとやるしかなく、飛び道具でアピールするのは違う。
後藤祐樹はやるべきことがはっきりとしている分、やりやすいのではないか。
色んな逮捕歴があり、服役も経験し、良くも悪くもいろんな経験をしてきた。
メンタル面が強くなるのは当然で、この手の批判には慣れているだろう。
後藤祐樹がどこまでやれるか、ではなく、何をしているのか。
批判している人はその部分を監視すべきだ。
八街市の議員としてまずは八街のことを考え、行動してほしい。
議員になると、演説でついつい大きなことを言いがちだが、あくまでも地方議員。
あんたどの選挙に立候補してんだよ!と有権者は心の中でツッコミを入れているものだ。
八街マニアぐらいに、八街を探求していくのも1つの手ではないか。
まずは何も言わずに見守ればいいのにと思ってしまう。