昨年は1つの労組が抜け出す形になり、結果として3つの労組がストライキを起こした。
1つの労組と調教師などの奮闘もあって形骸化に成功し、労組も折れることになった。
結果として今年ダービー前日にストライキを決行することになったが、昨年の成功体験がJRAにあるのか、そこまで深刻な感じではない。
今年のストは一切の作業をしないというものであり、どこまで影響が出るのかは微妙である。
馬を人質、この場合は「馬質」にとるという表現になるが、馬主側などはストライキには批判的である。
人間が出るなぁと個人的には強く思う。
1つのことに特化している人間特有の態度の変わり方という感じがする。
山田勝己がSASUKEしかないと言ってるのと、ほぼ変わらない。
山田勝己にとってのSASUKEが、あなたにとって競馬、麻雀、野球なのかもしれない。
野球選手も1つのことに特化しすぎたせいで、その後のセカンドキャリアが悲惨なことになってるケースもある。
1つのことに特化しないことは大事だなとこういう時に感じる。
そりゃ調教師やオーナーサイドの言い分も理解するが、徹底的に争って痛い目を見なければ、お互いに引けない。
確かに馬からすれば関係ないが、その馬を世話するのは人間であって。
地方競馬だと海外から連れてきてるので、それをよしとするのならばそれでいいのではないか。
それが嫌なのであれば、改めて検討し直した方がいい。
こんなことを毎年やってる方がマイナスなので、とことんぶつかり合って何かしらの結果を出してほしい。