ストレートにキー局の女子アナになれる人、準キー局の女子アナ、地方局とおそらくヒエラルキーがあるんだとは思う。
地方局でも正社員のアナウンサー、契約社員のアナウンサーというのもまたあるわけで。
そして、セントフォースのように出入り業者のアナウンサーもいるが、この「出入り業者」にもランクがある。
そして、アナウンサーになりたくてなりたくてたまらない人がこじらせていくと、青木さやかみたいな感じになっていく。
青木さやかがブレイクしていたころ、自らアナウンサー志望ながら箸にも棒にも掛からなかった経験から、女子アナに強烈な敵意を見せていた。
もちろん芸でやってた部分もあるが、たぶん女子アナ志望は多かれ少なかれあんな感じだろう。
だから、川口ゆりの一連の言動や炎上後の振る舞いを見ても、やってることは青木さやかと変わらない。
ただ青木さやかは芸人として結果を出したが、川口ゆりは単に炎上しただけで、炎上を結果とするのであれば、それはどうなんでしょうねと言う話である。
久田将義と吉田豪の噂のワイドショー【2024年8月号】においても川口ゆりの発言が取り上げられた。
本当のことを言っただけでこんな炎上するの?という冷ややかな視線が送られていたが、視聴者たちの怒りに、こんなに怒ることなの?とお2人は当惑している様子だった。
おそらくだが、今後もこうした温度差は生じ続けるだろう。
弱者男性の姫こと檜山沙耶もそうだったが、誰が激怒し、燃やそうとしてるかはおおよそ同じである。
この1年、特にこうした構図のケースが頻発している。
なんで?と思っている人は随分危機感がない人間としかいいようがない。
弱者男性たちが総じて無敵の人になる未来は考えられる。
自分のように弱者男性でも色々諦めてる天邪鬼もいるが、それは少数派である。
川口ゆりは炎上路線に乗ったが、その先にはたぬかながいる。
たぬかなは身長170センチ未満の男性を揶揄し、ゲーマーとしての契約を失うことになった。
その後、たぬかなは沈黙の時を経て、炎上路線に舵を切った。
やってることは逆張りなので、芸があるかどうかは別だが、川口ゆりのお手本にはなる。
ただ、たぬかなの状況を見る限り、熱狂的なファンがいそうな雰囲気はある。
そして、炎上を芸にして、どこまで言えばギリギリセーフかをつかみ始めた感じもする。
そんなたぬかなだが、強力な仲間を得たぐらいの勢いで川口ゆりを擁護するかと思いきや、川口ゆりを痛烈に批判している。
当初は完全に擁護していたが、さまざまなYouTubeに出始めたころから、批判をするようになった。
この件に関するたぬかなの言動は本心だろう。
1年も活動を辞めざるを得ない、プロゲーマーも辞めたくないといった中で、あっさり出てきて、私も第2のたぬかなを目指そうかみたいに言われたら、カチンと来てもおかしくない。
そして、たぬかなは川口ゆりの敵となった。
この姿勢にネットでは共感が広まっているのだから、まぁなんというか。
川口ゆりが仮にたぬかな路線を歩めば、相当なイバラの道となりそうだ。
恐らくだが、川口ゆり本人はそこまで考えていなかったはずである。
もちろんたぬかなが川口ゆりと対決姿勢をあえて示して、併せ馬で目立っていこうという戦略の可能性もある。
ただ、それにしてはたぬかなの言葉がすんなりと入ってきた。
1年休まざるを得ない経験もあれば、かたや1週間程度で出てきて色んなYouTuberの配信にほいほい出てくる人がいる。
そりゃ素直な意見も出てくるだろう。
たぬかなも相当な覚悟でその路線を築き上げた。
川口ゆりにはおそらくその覚悟はなさそう。
川口ゆりが弱者男性を揶揄する「あるあるネタ」をどれだけ言えるか。
炎上芸はホームラン王レベルの長打力がないと成立しない。
マグレの一発だけでたぬかな路線に行こうとするならば、即撤退がいい。
兵庫県の知事を完全擁護するぐらいのポジション取りでもしない限り、新たにたぬかな路線に入るのは厳しい。