違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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少子化対策「子ども・子育て支援金」が招く新たな分断:「非子育て層」の反発と性別間対立の激化


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www.tokyo-np.co.jp

日本が少子化であることは明らかだが、それをどうにか改善するために、「子ども・子育て支援金」を作ろうとしている。

この支援金に関する考えは、昨年十二月こども家庭庁の「支援金制度等の具体的設計について(素案)」の冒頭に書かれている。

この財源として「歳出改革」と「賃上げ」によって実質的な負担軽減効果を生じさせて、実質的な負担は生じないというような書き方をしている。

そんなうまい話があるものなのかと思いながら、月500円、場合によってはそれ以上の金額を払い続けることになる。

それで解決できればいいのだが。

支援金制度が招く「非子育て層」からの難癖

大変極端であり得ない例をすると、種付けした男性が誰であろうと、とにかく産んだら無条件に祝福し、産んだら国や自治体が1000万円ぐらいあげても、むしろ安すぎて激怒されるぐらいでないと出生率は上がらないと思う。

誰の子供なんだとか、結婚しないで子供を産むとはといった声がある中で、簡単に出生率は上がるものだろうか。

日本人の貞操観念を全否定し、欧米のような貞操観念を奨励でもしない限りは厳しいように思うし、できるはずがない。

できたとして、子供を産めば一人1000万円ぐらいだが、どえらいことになるのは間違いない。

今回の子ども・子育て支援金に対して思うのは、子育てをしている人に対して「俺たちの税金でぬくぬくとしやがって」と難癖をつける奴が高確率で出てくるだろうという懸念である。

消防隊員が休憩してご飯を食べてるだけで、「あっ、ご飯を食べてやがる、けしからん」とクレームが入る時代である。

消防隊員や救急隊員でこれだから、子育てをする方たちがその矢面に立たされる。

「子供を作らない人らは非国民なんですね?」なんて反応もいずれ出てくるかもしれない。

これを放置していると、全国で色々な悲劇が起きてもおかしくないだろう。

結婚市場に見る「女性優遇」の限界と男女対立

『ザ・ノンフィクション』で、結婚相談所を利用する男女の話が前後編で放送された。

現実はいかに残酷かという話だが、男性は搾取され、女性はその恩恵にあずかるような形になっていた。

自分自身も弱者男性で、29歳の男性のような展開になるだろうなと思う。

しかし、29歳男性は弱者ではないだろうし、遅かれ早かれではないかと感じる。

女性に対する批判もあるようだが、今も昔もあんな感じだろう。

性格に難があるのが残りやすいのは別に男も女も関係ない。

それに結婚相談所を利用するのもお金がかかり、決して安い買い物ではない。

いわば結婚相談所は人生を賭けた投資である以上、シビアになるのは当然だろう。

まして男が高く払わされ、女が安くてOKというのも、これも昔と変わらない。

男女平等として、一律同じ値段にしたらその結婚相談所は持たないだろう。所詮はそんなものである。

しかし、女性優遇が既得権益扱いされ、過度に敵視される時代がいつやってきても自分は驚かない。

自分はハナから諦めているし、一切の努力をしていないので、結婚しようが何しようがお好きにどうぞと思うし、心から祝福できる。

なんであいつに彼女ができて、俺にはなんて生まれて一度も思ったことがない。

そりゃ努力をしているわけなんだから。

ザ・ノンフィクションに出ていた29歳男性も相応の努力はしている。

女性たちも右に同じだ。

同意を巡る問題と不可避な正面衝突

でも、女性優遇に対して既得権益のように扱われる日はすぐに訪れるように自分は思う。

松本人志や伊東純也の件で、男性の立場が弱いと嘆くのをチラホラ見かけるようになった。

明らかに同意があって行為に及んで、後から不同意だと女性が主張したらひっくり返るんですねという反応は多くなるのも無理はない。

じゃあ、契約書を書かせるかという話だが、ムードも何もあったものではない。

もちろん不同意で行為に及ぶのはダメだが、後からひっくり返されず、かといってムードを壊さない形でどうやって同意を取り付ければいいのか。

今はちゃぶ台をひっくり返すようなことをしても許されるが、いずれ悲惨なことになる。

被害に遭った女性がまるで加害者のような扱いをされて、絶望することだってあり得るだろう。

異なる意見に折り合いをつける感じが、どうも男女に関することでは一切見られない。

これでは正面衝突は必至で、血で血を洗うような展開は不可避だろう。

尊い犠牲によって、不毛な争いに終止符が打たれて真の男女平等につながるとして、尊い犠牲の規模が問題になる。

人質事件が起きて、子供や女性、お年寄りを先に解放してあげてほしいという交渉が出てくるのはこれまでの常識だった。

これからは子供や女性、お年寄り以外を解放するケースが出てくるかもしれない。

そんな時代をサバイバルで生き残るのはなかなか大変である。

まあ、どんな生き方をしても尊重される世の中であれば、こんな話題は出てこないだろう。


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