違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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中山大障害2024場内騒然の観戦レポート+総武線で遭遇したトラブル


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中山大障害はニシノデイジーが勝利した。

マイネルグロンなどが最終障害で落馬し、場内は騒然としたが、そもそも大竹柵や大生垣を無事に飛越できるかどうかに着目しすぎな部分がある。

悲劇はいつも最終障害で起きる。

メジロラフィキやシングンマイケルが命を落としたのも最終障害、アップトゥデイトが落馬したのも今回と同じ最終障害。

なぜ最終障害で落馬するのかといえば、余力が少なくバテ気味で飛越するからだろう。

アップトゥデイトも、最終障害手前で手ごたえに怪しさが見られ、マイネルグロンもおやっ?という怪しさが見られた。

簡単に飛んでるように見えるが、実際は力のいることであり、バテバテでは飛べない。

グランドナショナルなどで、馬が飛越を諦めるケースもみられるが、バテバテだときついものがある。

だからこそ、注目すべきは最終障害。

もう1つ、最初の障害もなかなかの鬼門となっている。

スタートしてリズムをつかむ前に飛越をするので、タイミングが合わないことが多々ある。

大竹柵と大生垣で大量落馬というケースはここ10年ではそこまで多くなく、今年のように無事すべての馬が飛越を終えるのが当たり前になっている。

 

中山大障害は内馬場を開放するのだが、今年は内馬場でラーメンのイベントをやっており、たくさんの座席があった。

しかも、今年は暖かく日差しもあり、居心地がよかった。

スマートシートで転売の席を購入するより断然居心地がいい。

内馬場にはモニターがあるので、大障害を飛び終えたら民族大移動、競馬ファンたちのダッシュ大会が始まる。

フライング気味に1回目の大障害を終えて移動する人もいたが、それはいくらなんでも。

あんなところで走って転んでケガをしてたら年末年始最悪なので、程々がいいだろう。

70周年とあって、色々盛り上がりは見せていたが、やはりドウデュース出走取消で熱狂が若干冷めていたような雰囲気がある。

有馬記念の指定席の転売も、ドウデュース取消でキャンセルや値下げ要求が相次いだという。

個人的にはドウデュースがそんなに代表的な馬だったかなと不思議に思っているが、世間はそうではない様子。

有馬記念当日は、転売で購入した人らを一網打尽にする勢いを見せたようだが、まぁハウスルールを違反している以上はやむを得ないか。

内馬場でのんびりとみられる環境を知ってしまうと、どうしたってそんな席を買いたいとは思わない。

内馬場でも雰囲気は味わえるわけで。

 

中山大障害を見た後は、友人との忘年会があって都内へ向かった。

総武線で新宿まで向かうのだが、この総武線の車内で事件が起きた。

優先席に座っていた男性が携帯電話を使ったことを、別の男性が咎めているようだった。

混雑時であれば携帯電話の電話を切るというのがルールであり、その時点ではまだぎゅうぎゅうではなかった。

西船橋の次の駅ぐらいだとさほど、都内に入り始めて激混みになった。

だから、携帯電話の使用を咎めたおじさんの判断は非常に微妙だと言える。

言われた男性も、そりゃ釈然とはしないわけで、おじさんの正論にも大した反応をしなかった様子。

これが自分の真後ろで行われている。

相変わらず激しい口調で、しかも敬語でまくし立てるおじさんもしびれを切らしたか、手を出してしまった様子。

駅員を呼べ、誰か助けてくれという事態になる。

正義感というのは人を熱くさせるのか、駅に停車後にわざわざ乗客の女性が階段を下りて駅員を呼びに行き、数分間停車した。

この女性の対応は仕方ない。

優先席に座っていた男性が隣の車両へ行くところを、正論おじさんが追いかけてもみくちゃになった。

同じ車両の人らは、「可哀そうに…絡まれちゃって…」としか思わないが、それを知らないと、「なんと!これは一大事だ!」と判断するのは仕方ない。

実際は多くの人間の時間を奪う迷惑行為でしかなく、その片棒を担いだ人に過ぎないのだが。

電車の安全確認ってこういう時にも使うんだ、便利だなぁというのを学んだ。

Xでつぶやいている人を探したが、同じタイミングで秋葉原でも色々あった様子。

あれだけの大混雑ではそうなるか。

お互いに好戦的になるとロクなことにならない。

何か一泡吹かせてやろうなんて思ったら、お互いに地獄を見る。

意図しないところで留置場にぶち込まれてもただただ後悔するだけ。

そして、一泡吹かせてやろうと反撃して痛い目を見ることになる。

手が当たった、足が当たった程度ならいいが、もしも刃物を持っていたら衝動的に刺していたかもわからない。

昨今そういうことが起きてしまうのは、ここ最近のニュースを見れば明らかである。

自分もそうだが、ああいう時に無視をして助け舟を出さない人が多く、傍から見れば冷たい人らである。

しかし、下手に絡めば、予期せぬトラブルに発展する可能性も否定できない。

正義感の代償を考えると、ダンマリになるのは仕方ないと自分は思う。

例えばこれが、ご老人や妊婦さん、ケガをされてる方など、そりゃ優先席に座るよねという人なら、そんな目に遭ってたら、「ちょっとやめてあげてよ!」とはなる。

見た感じはそうではない様子だったので、まぁそれだと…といった部分もあったか。

男性の両サイドにも優先席に座る人はいるわけで、この人たちもダンマリというのはそういうことだろう。

 

自分自身にも矛先が向かう可能性は十分にあった。

すぐ近くにいるわけだから。

何の予定もない暇人だったら好戦的に向かい、とことんやったろう!後悔させたる!と思ったかもしれない。

しかし、友人との忘年会もあるし、少し前まで競馬場で酒を飲んでおり、ちょっと酔いを醒ましたい時だった。

そういう時は至って冷静で、「勘弁してよ…」といささか弱っていたからよかった。

駅員さんも大変だが、あの場面においてはベストな展開だったと言える。

避けられるトラブルはできる限り避ける、当たり前のことだが、いざ当事者となるとなかなか難しいことなのかもしれない。


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