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岡田紗佳1カ月ぶりのMリーグ登板の意味することは何かを考える


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hochi.news

例の失言・暴言から1カ月が経過しているのに、まだ現在進行形というのがある種異様と言える。

何をもって現在進行形かといえば、それは暴言を吐かれた側である伊藤友里に対して本人が直接謝罪をすることだろう。

その直接的な謝罪がまだない時点で、この話は現在進行形である。

岡田紗佳本人もそうだろうが、ファンも「頼むから勘弁してくれ!」という気持ちは強いと思う。

そんな中、KADOKAWAサクラナイツが声明を出した翌日に岡田紗佳を登板させる。

こういうのが「危険な賭け」である。

もちろん仕方なしのケースもある。

改めて画面越しで謝罪させるために、仕方なく登板させている可能性もないとはいえない。

Mリーグのインタビューは1位の選手と2~4位の選手の2人が出てくる。

半荘の中でチョンボをやらかした時点で、高確率で出させられて謝罪をさせられる。

そもそも1カ月ぶりの登板。

契約などよくわからないが、もしかすると1カ月に最低1回は出ないといけないみたいなルールがあるのかもしれない。

森井監督も今回の件で後手を踏んでいるが、その森井監督としては、おそらく堀慎吾か渋川難波の2人を多く出したいはずである。

堀慎吾はどういう状況だろうと最大限平常心で打ち続けるし、渋川難波は妻の早川林香の妊娠を発表、父になる。

昨日の今日なので、渋川難波を登板させるのだと思っていた。

あえての岡田紗佳の起用、しかも瀬戸際の状況で、「ただ何となく…」という理由ではないだろう。

むしろ「ただ何となく…」ぐらいの強心臓の方がいいかもしれないが。

 

もしもチームの雰囲気を来季に向けて刷新させるなら、協会の選手オンリーにするのがいいと思う。

内川幸太郎の人柄、誠実さは素晴らしいが、この2シーズンはずっと苦しそう。

レギュレーションで引っかかった場合、1人だけいなくなるケースは少なく、2人入れ替わることが多い。

今年はレギュレーションとは関係ないが、今後の展開次第だと、岡田紗佳が出ていかざるを得ない事態も想定される。

本来そうならないために先手を打つべきだったが、今の今まで後手後手。

岡田紗佳だけ出ていくとあからさまであり、2人セットとなると自然とその相手は決まる。

堀慎吾をメインに渋川難波が2番手、3番手以降は協会のA1リーガー、初の永世女流雀王逢川恵夢だったら、意思疎通はかなりとれやすいし、ファンの期待感は相当増す。

今のサクラナイツもバランスはいいとは思うが、あまりにも対応が後手だとこうなってしまう。

以前にも書いたが、初期の段階で本人同士の謝罪が済み、1位になった上で伊藤友里からのインタビューを受ける岡田紗佳という構図を出せれば、それこそこの件は終わったし、流れがかなりいいものになったはずである。

謝罪は区切りであり、リスタートである。

それがうまくいかなかった時点で、色々な犠牲が生じてしまう。

流れなんてなかったわという言葉は、チームの優勝がかかる中、競馬終わりに骨折してしまった堀慎吾の言葉だが、この件を見る限り、流れはあるんだなと感じる。

岡田紗佳の登板は間違いなく賭けだろう。

その賭けに勝てば強引にでも流れは変わる。

2025年2月27日の第一試合、KADOKAWAサクラナイツの運命を左右する重要な試合となる。


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